道具は本当に大切です、
ショップスタッフはシーズン中に想像を超える本数をワクシングします
なお、今回はニューボードの仕上げ順に作業をご紹介いたします
まずは、入荷時点で板の検品、エッジ、ソール、ビスに異常が無いかを確認します
手順1 エッジのダリング
目的はノーズ、テールのエッジの角を削り落とします
私はヤスリ、紙やすりと使い分けます
仕上げには進行方向に紙やすりでバリを整えます
手順 2 滑走面の下準備
滑走面のワックスを浸透させるため、ブロンズ、スチールブラシでゴシゴシと、
もちろん進行方向にのみこすります
写真でも軽くカスが出ています
手順 3 クリーナーを用いたクリーニング
当店はガリウムワックス クリーナー300を用い、
油分の汚れをクリーナーで処理します
手順 4 ベースピンクによりクリーニング
ホットワックスによるクリーニングをガリウム ベースピンクにて処理
ホットでのクリーニングのため、塗ってすぐにあたたかいうちに剥がします
手順 5 ブラッシング
手のブラシではなく、ガリウム ロトブラシ(ボア+ナイロンミックス)を用い除去します
この工程を繰り返し、下地づくりを繰り返します。
ユーザーNさんの板を参考にさせていただきました。
なお、ロトブラシは私たちのように本数を使うと1年で、かなりへたりが出ます、
本来軽く除去できますが、時間をかけ除去するようになります
写真のように、新品と古いブラシの差は歴然です
当店で板を購入の場合、ワクシングルームをお貸ししております
私たちが講習も行っております
ぜひ、自分の板は自分でメンテナンスをしましょう!
(なお、作業に関しては個々の内容になります、今回紹介は個人的な手法になります
あくまでも参考にしてください。)